パリオリンピックの選手村で盗難事件が相次いでいます。
日本のラグビー選手をはじめ、オーストラリアやアルゼンチンの選手も被害に遭いました。
今回は、パリオリンピックにおける盗難・強盗事件についてまとめます。
併せて、フランスの治安状況について見ていきましょう。
パリオリンピック選手村での盗難事件の概要
7月28日、日本のラグビー7人制男子代表選手が窃盗被害に遭いました。
選手の部屋から結婚指輪、ネックレス、現金約50万円が盗まれたとのことです。
驚くべきことに、部屋への不法侵入の形跡は見られなかったそうです。
他国の選手も被害にあっている
日本選手だけでなく、他国の選手も盗難被害に遭っています。
オーストラリアのホッケーチーム
- コーチの部屋からクレジットカードが盗まれる
- 被害額は約15万円
- 部屋に不法侵入の形跡はなかった
アルゼンチンのサッカーチーム
- FWのティアゴ・アルマダの腕時計や指輪などが盗まれる
- 被害額は約750万円
オーストラリアのBMX選手
- BMX男子フリースタイル代表のローガン・マーティン
- 街中で車上荒らしに遭う
選手村外でも被害が発生しています。
同時期にサッカーの神様ジーコも被害に
ジーコ氏のInstagramより
選手だけでなく、サッカー界のレジェンドも盗難被害に遭っています。
元ブラジル代表であり、日本代表監督も務めたことがあるジーコ氏。
ブラジル選手団のアンバサダーとしてオリンピックに参加していました。
7月25日にパリで強盗に遭い、なんと約8,250万円もの被害を被ったとのことです。
幸い本人は無事でしたが、被害額の大きさに驚かされます。
フランスの治安は悪い?
今回の一連の事件を受けて、改めてフランスの治安の悪さが浮き彫りになりました。
パリなどの大都市では、スリや置き引きなどの軽犯罪が多発しています。
特に観光客が狙われやすく、公共交通機関や人混みでは注意が必要です。
一方で、地方都市は比較的安全で、ボルドーなどは治安が良いとされています。
世界平和指数ランキングでは、フランスは163国中67位と低めの順位です。
ちなみに、1位はアイスランド、日本は9位となっています。
実際に他の主要国家と比較しても、フランスの強盗発生率は高くなっているのが現状です。
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00888/
まとめ:パリ五輪の治安に警鐘!選手も観光客も注意が必要
日本のラグビー選手をはじめ、各国の選手が被害に遭っており、被害総額は数百万円から数千万円に上ります。
同時期にはサッカーの神様ジーコ氏も強盗に遭うなど、選手だけでなく観光客も注意が必要です。
もしも、あなたはパリに行く予定があるのなら、十分に注意してくださいね。